中東,  海外旅行

エルサレム 旧市街 観光すべき3箇所

今回はまたイスラエルに話を戻しまして、

エルサレム旧市街で絶対に押さえておくべき

大切な3つの観光名所について紹介していこうと思います。

 

エルサレムといえば

キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の3宗教にとっての

とても大切な聖地が同じ場所に集まっていることで有名ですよね。

 

今ではエルサレムの街は新市街と旧市街に分かれておりますが

1860年まではこの城壁に囲まれた旧市街が

エルサレムの全体で、ひとつの小さな街でした。

城壁内はムスリム地区、キリスト教徒地区、ユダヤ教徒地区

アルメニア地区の4つに区画されております。

 

 

さて、世界中から多くの宗教を信仰する人々を集め

聖地と崇められ長い間大切に守られてきた建物、

それは

ユダヤ教にとっては『嘆きの壁』

キリスト教にとっては『聖墳墓協会』

イスラム教にとっては『岩のドーム』

といわれる3箇所になります。

 

エルサレムを訪れた方は

とにかくこの上記3箇所を押さえておけば

間違いなくエルサレムという場所を理解出来るでしょう。

 

 

それでは、詳しく説明に移ります。

 

まず『嘆きの壁』

こちらは紀元前20年前にヘロデ王の神殿を取り巻いていた

この西側の壁だけが残り、破壊を嘆き、悲しむため

残されたのがこの『嘆きの壁』であるということです。

 

こちらにはユダヤ教でなくても見学することができますが、

男性と女性で入ってよい場所が限られているので注意してください。

 

敬虔なユダヤ教の方は全身真っ黒な装いと

豊かな髭が特徴的です。

また、頭に小さな帽子をかぶっている方もユダヤ教の方です。

 

 

 

お次は、『聖墳墓協会』又の名を『復活協会』

イエスキリストがここで亡くなり、

その3日後に復活したとされる場所がこの協会です。

 

たくさんの人がキリストが亡くなった石墓、

また復活した奇跡の場所を一目みようと

毎日大行列ができます。

 

こちらの中に石墓があります。

 

 

 

最後は、イスラム教の聖地『岩のドーム』

 

 

一見するとモスクのようですが、

こちらは神聖な岩を覆った記念堂であり

その輝く黄金色のカーブと美しいタイルが目を引きます。

 

 

預言者ムハンマドが大天使ガブリエルに導かれ

イスラム教最大の都市メッカから1日で

エルサレムに辿り着き、昇天したとされる場所です。

 

それゆえイスラム教にとってもこのエルサレムという地は

神聖なる大切な場所となりました。

 

こちらへの入場方法は少し特殊で、

イスラム教でない人の入場ゲートは1箇所、

嘆きの壁の横にあるゲートからしか入れません。

 

また、時間にも制限があり、

夏季は

8:30〜11:30

13:30〜14:30

冬季は

7:30〜10:30

12:30〜13:30

また、安息日とされる金曜と土曜日は開いていません。

 

ここを訪れたい方は入場時間に気をつけてください。

私は冬季の12時半頃に一度訪れたのですが

観光客の行列が長すぎて入場することが出来ず

次の日に再度早い時間を狙って行く羽目になりました。

 

 

 

以上がエルサレムで訪れるべき3選でした!

もちろんこの他にもたくさん訪れたい場所は

あるのですが、とにかくこの3箇所を押さえておけば

まず間違いないと思いますので

是非エルサレムを訪れた際は行ってみてください。

 

また、少し各宗教について予習しておくと

より楽しい観光になると思います。

 

では、楽しい旅を!

 

 

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